
アラサー婚活でうまく会話ができない人がよくやってしまいがちなのが、自分の意見を言うことで相手を否定するパターンです。
例えば、男性が「遊びに行くなら海と山、どっちが好きですか?」と質問する
と、女性は「海が好きです」と答えました。すると男性は「僕は断然、山が好きです」と答えました。
自分から聞いておいて、相手の意見を受け止めないのは失礼だと思いませんか? 「意見が合わない」=「二人は合わない」だったら他の人を探そう!!となるのが婚活なのです。
親しくなってからお互いの意見を確認し合うのは良いでしようが、初対面でそれをすると、次に会ってもらえる可能性を失います。これでは婚活はうまく行きません。婚活の時点で「自分の意見を言う事がダメなのか?」と理解できない人は結婚してもすぐに離婚を味わう事になると思います。
婚活での会話の目的は、目の前の相手と仲良くなるためです。
たとえ合わない人とでも相手のことを一旦受け止めて、相手を理解しましょう。それが大人のたしなみです。アラサーにもなって相手の意見もろくに聞けない。合わせる事もできないでは困ります。婚活ではある程度は会話を盛り上げる努力は必要です
極論を言うと自分に合う人は自分しかいないのです。相手との違いを受け止められないと、婚活でのコミュニケーションはうまくいきません。
アラサーともなれば、好みが多少違ってもそこを大目に見て、どれだけ相手を受け止められるかどうかが重要になってきます。人生を少しばかり長く生きているので当たり前です。相手との違いを受け止められない人は、あまり結婚に向いていないともいえますね。
合わない部分がある相手と生活する事が結婚なのです。そもそも、婚活で初対面の人に反対意見を主張したところでどうするのですか?なんの利益になるのでしょうか?
この場合男性は単純に「山が好き」と言っただけかもしれませんが、相手は自分が否定されたと思ってしまう可能性もあります。こんなことが毎日続く相手と結婚はできません。
そんな事ない!たまたま違っただけだ!と主張する人もたまにいますが、そういう問題ではなくて人格的な問題だと思います。自分と相手をリンクさせないと気が済まない。または相手を受け入れる事が出来ない。と言う人格が一番の問題でしょう。
それでも、「そんなことぐらいで可能性が減るんだったら、そんな相手はこちらからお断り!」と思う方は、これ以上会話は上手くなりません。
アラサー婚活では「限られた時間でどれだけの人と会えるか」と考えたら、一回一回の会話を大切にしないといけないのです。相手のことを否定したり、からかったり、バカにするのは、言うまでもなくアウトです。飲み会の延長と勘違いしていると次はありません。つまらないことで地雷を踏んで、次の機会をふいにしないようにしてください。
もうひとつ、婚活での会話で気をつけてほしいのが、マイナスの話をすることです。例えば、「僕、今まで女性と付き合ったことないんです」「仕事がイヤで転職しようと思ってるんです」「ボーナス出なかったんですよ」「親の家業が厳しくて借金抱えてるんですよ」 …などなどこんな事婚活で話す人はいないと思うかもしれませんがどれも、知らず知らずのうちにネガティブな事をポロっという場合があります。結婚相手を探している相手に話すなんてありえないことです。初対面でこんなことを聞いたら、相手はあなたのことを結婚相手として考えようとは思いません。まだ相手との関係が手探り状態なのに、どうして相手があなたのマイナス面を受け止めてくれるでしょうか?
ご本人は冗談のつもりかもしれませんがアラサーの婚活ではそのひと言で終わってしまうこともあります。相手あっての会話ですから、相手が受け入れられないとダメなのです。 人間だれでも、プラスの面もマイナスの面もあると思います。プラスの面を認め、マイナスの面を許せるかどうか・・・・婚活は初対面ですプラスもよく知らないのにマイナスを許すことは難しいでしょうね・・・・
つまり、最初は相手が受け入れやすいプラスの話をするようにしてください。最初からあえてマイナスの話をする必要はありません。
プラスの話をして欲しいとアラサーの皆様に伝えると自慢話や自己満足で終わる方がいます。アラサー男性は仕事の話。アラサー女性は自分がモテた話しなど・・・プラスとは自分にとってではなく、相手にとってどうかということです。
好きな趣味のことを活き活きと話したりして、相手があなたといることがプラスに感じるように話すことです。自慢話ではありません。
マイナスの話をしないという点では、先に説明した「相手の話を受け止める」「相手の話を否定しない」のと考え方は同じです。最初につまらないことで可能性を消すよぅなことはしないでください。すベては、自分にふさわしい人に出会う可能性を広げておくために必要なことなのです。