
男と女では、モチベ ションの源泉もまったく違うところにあります。
簡単に言ってしまえば、アラサー男性は日本のため、アラサー女性は半径2メ—トルの為にあります。
アラサー女性の場合「日本のため」とか「仕事で日本一を目指す」とか「シェアナンバーワン」と言って心が動く人は、男性脳の持ち主に違いありません。
男性も女性もお互いに求めるのは、ハッピーエンドなのですが、男性は「遠い人もより多くの人」まだ見ぬ人やまだ遠い将来のハッピーに焦点をあてるのに対し、女性は、近くの人より親密性の高い人、選ばれた人、また、将来的なことよりも今日ハッピーかどうかを考えます。
一般的な女子のモチベーションを上げたいときは、「とりあえず早めに終わらせて、ゆっくりランチにいこうよ」と言うほうが印象がいいでしょう。
「早く帰りたいから、早く終わらせよう」と言うほうが、女性の生産性はよっぽど上がるはずです。男性は広い世界のことを語られたらなんだかワクワクしてくるものです。
会社の研修などでみんなで盛り上がって話したあと、家に帰って奥さんに「俺は日本を変えるぞ!」と意気込んで報告することがあるかもしれません。
そうすると奥さんは、シラッした顔で、「はいはい。日本を変える前に、とりあえずカーテン替えてよ」 と言われてしまいます・・・・
いきなり男性の戦意喪失です。そんなときは、「男性はアホ」だな思いながらも、こんなふうに言つてあげてください。
「すごい、あなただつたら変えられるね!」
「ところで、カーテン洗ったから替えてもらっていいかな」
そんなふうに男性の気持ちを転がしてくれたら「よつしゃ、替えるよ」と気持ちよく動いてくれるはずです。男性の野心をくじかないこと。
男性はやる気よりその気にさせましょう。このモチベーションの源泉の違いは、男女の幸福度にも大きく関係します。
女性は、「人間関係」や「恋愛関係」が上手くいってないときには「自分が幸せ」だとか、「充実している」とは感じられません。そんな時は仕事も頑張れないのです。
男性は、仕事がうまくいかないと幸福度は下がり、人間関係 恋愛関係にまで気が回 らなくなります。
アラサー女性が「彼が最近全然会ってれないんです」と相談しにきたとき、「彼の仕事」を考えるようにしてみましょう。
新しいプロジェクトを任された、左遷された、仕事が物理的に忙しい、あるいは仕事で失敗した、何かがうまくいっていないなど、これまでと違うことがあるかもしれません。
多くの男性にとっては、「仕事が優先順位ナンバーワン」です。あなたには会いたいけれど、とにかく仕事が終わって落ち着いてから考えたい。
男性が恋愛に費やす時間配分や順番は、あなたのそれとはまるで違うのです。そういうときは、かまってちゃんを手放して、彼の仕事をサポ—卜する側にまわることが大切です。
男性と女性の違いをしっかり見極めて婚活に生かしましょう。ちょっとした事で男性との距離が縮まります。